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動物園の展示 数から質へ 確保困難 在来種に力点も

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動物園の展示 数から質へ 確保困難 在来種に力点も

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 ホッキョクグマ館の水槽で泳ぐホッキョクグマ=3月、札幌市円山動物園  ホッキョクグマ館の水槽で泳ぐホッキョクグマ=3月、札幌市円山動物園
 札幌市円山動物園のホッキョクグマ館=2017年11月(同動物園提供)
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 札幌市円山動物園のホッキョクグマ館=2017年11月(同動物園提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 全国の動物園で、展示する種類を絞り、個々の飼育環境整備に力を入れる動きが広がっている。野生動物保護の流れを受け、海外の個体入手は難しくなり、国内にいる個体は高齢化が進む。動物園側は、単なる陳列ではなく動物の生態を知ってもらおうと工夫を重ね、外国人客の増加を背景に在来種の拡充に取り組む所もある。

 年間80万~90万人が訪れる札幌市の円山動物園は、十分な飼育環境を確保できないため、アフリカに分布するブチハイエナや北米に分布するシンリンオオカミなどの飼育をやめる予定だ。一方で、オオワシやエゾシカなど地域に生息する動物を集めた「北海道ゾーン」の新設を目指す。

 海外から導入する際、引き渡す動物園から一定の施設基準を満たすよう求められることもある。円山動物園では昨年10月、ホッキョクグマ館を新設。さらなる導入を見越して、米動物園水族館協会や多くのホッキョクグマが生息するカナダ・マニトバ州の施設基準に沿って設計した。獣舎の広さは従来の約5倍だ。

 

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