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「カマキリ」化石は別の虫 新発見の絶滅種と判明

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「カマキリ」化石は別の虫 新発見の絶滅種と判明

更新 sty1812040021
 カマキリではないと分かった琥珀の中の化石(中峰空・箕面公園昆虫館長提供)  カマキリではないと分かった琥珀の中の化石(中峰空・箕面公園昆虫館長提供)

 岩手県久慈市で2006年に見つかり、国内唯一のカマキリの化石とされていたのは別の昆虫の化石だとする分析結果を、箕面公園昆虫館(大阪府)の中峰空館長らが4日、動物学誌ズーキーズに発表した。カマキリとは分類上の位置付けが大きく異なるカマキリモドキに近く、これまでに知られていない絶滅種。

 現在生息する昆虫で、岩手県久慈市の化石の昆虫と近いカマキリモドキの一種(伊丹市昆虫館の長島聖大・学芸研究員提供)
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 現在生息する昆虫で、岩手県久慈市の化石の昆虫と近いカマキリモドキの一種(伊丹市昆虫館の長島聖大・学芸研究員提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 昆虫マニアとして、テレビなどを通じ昆虫人気の向上に貢献した俳優香川照之さんに感謝を示すため、本人に伝えた上で「クジベローサ・テルユキイ」と名付けた。

 中峰さんは「この仲間は現在アフリカ南部にしかいないが、大昔には東アジアにも分布していたことが今回分かった。貴重なカマキリ化石でなかったのは残念だが、重要なことに変わりはない」と話している。

 化石は約8600万年前の白亜紀後期の地層で見つかった。

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