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大阪市長、旧日本軍墓地の管理を国に要望 国内最大で3分の2が崩壊危険

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大阪市長、旧日本軍墓地の管理を国に要望 国内最大で3分の2が崩壊危険

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 老朽化した墓石も多数見られる旧日本軍の「真田山旧陸軍墓地」=10月31日、大阪市天王寺区  老朽化した墓石も多数見られる旧日本軍の「真田山旧陸軍墓地」=10月31日、大阪市天王寺区

 大阪市の吉村洋文市長は8日、首相官邸で菅義偉官房長官と面会し、国内最古で最大とされる旧日本軍の「真田山旧陸軍墓地」(同市天王寺区)を国が維持管理するよう要望した。

 市などによると、約5100基のうち3分の2に崩壊の危険がある。今年9月の台風21号では、墓石55基や樹木が倒壊するなどの被害が出た。

 吉村市長は、無名戦没者らの遺骨を納める千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)と同様に管理・維持保全の責務が国にあることを明確にし、市などに財政支援をするよう求める要望書を提出。

 墓地は1871年に旧陸軍が創設。約1万5千平方メートルの敷地に、77年の西南戦争をはじめ、1945年の太平洋戦争終結までに戦病死した1万3千人以上の軍人や軍属が埋葬されたり、納骨堂に遺骨が安置されたりしている。

 旧日本軍の「真田山旧陸軍墓地」を視察する大阪市の吉村洋文市長(手前右から2人目)=10月31日、大阪市天王寺区
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 旧日本軍の「真田山旧陸軍墓地」を視察する大阪市の吉村洋文市長(手前右から2人目)=10月31日、大阪市天王寺区フルスクリーンで見る 閉じる

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