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7万年分の堆積層を展示 福井に年縞博物館開館

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7万年分の堆積層を展示 福井に年縞博物館開館

更新 sty1809150014
開館した福井県年縞博物館の館内。ステンドグラスに加工された「年縞」が並ぶ=15日午後、福井県若狭町 開館した福井県年縞博物館の館内。ステンドグラスに加工された「年縞」が並ぶ=15日午後、福井県若狭町
福井県年縞博物館が開館し、記念式典でテープカットする関係者=15日午前、福井県若狭町
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 湖底に鉱物などが堆積してできるしま模様の「年縞」7万年分を展示した福井県年縞博物館が15日、同県若狭町に開館し、記念式典が行われた。式典では作家で特別館長の山根一眞さん(70)が「7万年分のタイムカプセルがあるのと同じ。歴史研究の拠点として盛り上げていきたい」とあいさつした。

ステンドグラスに加工された「年縞」が並ぶ福井県年縞博物館の館内=福井県若狭町
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 年縞は、湖底にプランクトンの死骸や鉱物など、季節によって異なる物が1年間に約0.7ミリずつ積もってできた層。含まれる火山灰や花粉から、過去の気候変動などが分かる。
 博物館では、2014年に県などが若狭町にある水月湖で採取した7万年分、計45メートルの年縞をステンドグラスに加工して展示。水月湖の年縞は、周りが山に囲まれていて波が立ちにくいなどの理由で、しま模様がきれいに積み重なっており、化石や遺跡の年代特定に使われる世界基準の「物差し」とされる。

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