産経フォト

樹脂製のフロントガラス開発 京大発ベンチャーのGLM

自動車

樹脂製のフロントガラス開発 京大発ベンチャーのGLM

更新 sty1809130011
 GLMのスポーツ型EV「トミーカイラZZ」の樹脂製のフロント窓(上)  GLMのスポーツ型EV「トミーカイラZZ」の樹脂製のフロント窓(上)

 京大発ベンチャー企業のGLM(京都市)は13日、帝人と共同で樹脂製の自動車用フロント窓を開発したと発表した。開発したスポーツ型の電気自動車(EV)「トミーカイラZZ」に搭載して来年春に発売する。樹脂製フロント窓を採用した市販車は現時点ではなく、世界初を目指す。

 新開発の樹脂製窓はガラスの200倍割れにくく、樹脂表面を保護する特殊加工でガラス並みに傷つきにくいという。枠に相当する外側部分の厚みを工夫するなどして窓枠を無くしたため前方が見やすく、従来のガラスと窓枠を使用するよりも6・6キログラム(約36%)軽くなる。

 樹脂製フロント窓を搭載したGLMのスポーツ型EV「トミーカイラZZ」
画像を拡大する
 樹脂製フロント窓を搭載したGLMのスポーツ型EV「トミーカイラZZ」フルスクリーンで見る 閉じる

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング