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タコつぼ専門窯が存続 元会社員35歳、3代目に

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タコつぼ専門窯が存続 元会社員35歳、3代目に

更新 sty1809120012
登り窯で焼いたタコつぼを取り出す久野公寛さん=山口県防府市 登り窯で焼いたタコつぼを取り出す久野公寛さん=山口県防府市
田中窯業の3代目久野公寛さん(左)と引退した2代目田中孝志さん=山口県防府市
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田中窯業の3代目久野公寛さん(左)と引退した2代目田中孝志さん=山口県防府市フルスクリーンで見る 閉じる

 瀬戸内海を望む山口県防府市江泊に、登り窯でタコつぼを専門に焼く窯元がある。約70年の歴史がある田中窯業。2016年に2代目が引退し廃業したが、手作り体験に訪れた久野公寛さん(35)が会社を辞めて3代目に。インテリア用の販売も計画しており「工夫しながらタコつぼの魅力を伝えたい」と語る。

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タコつぼ作りをする久野公寛さん=山口県防府市
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 江泊の「末田地区」にはかつて土管を焼く窯元がいくつもあった。ほとんどが廃業したが、田中窯業では土管の製造方法を応用しタコつぼを作り続ける。粘土を筒状にして底になる部分を閉じ合わせ、型に入れてろくろで回しながら成型。乾燥させ、登り窯で焼く。
 「最初は型通りにできなかった。焼くときの微妙な火加減や風加減が難しい」と久野さん。窯は4室が連結しており、1室には1500個が入る。現在は年1回、県内の漁師向けに1万個を出荷している。

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