産経フォト

MERS感染、懸念広がる 韓国、15年に38人死亡

ニュース

MERS感染、懸念広がる 韓国、15年に38人死亡

更新 sty1809100016
 韓国の仁川国際空港で、体温を測定するカメラの前を通る旅行客ら=10日(聯合=共同)  韓国の仁川国際空港で、体温を測定するカメラの前を通る旅行客ら=10日(聯合=共同)

 クウェート出張から帰国したソウル在住の男性が中東呼吸器症候群(MERS)と診断され、韓国内で感染拡大への懸念が強まっている。MERSは2015年に韓国で猛威を振るい、半年余りで38人が死亡。対応の遅れが批判された朴槿恵前政権は支持率を大幅に落とした。文在寅政権も感染防止に神経をとがらせている。

 MERSの感染者が出たことを受け、閣僚会議を開いた李洛淵首相(右)=9日、ソウル(聯合=共同)
画像を拡大する
 MERSの感染者が出たことを受け、閣僚会議を開いた李洛淵首相(右)=9日、ソウル(聯合=共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 「手遅れになるより、過剰対応の方がいいというのが15年に得た教訓だ」。約3年ぶりのMERS感染者が8日に確認され、翌9日、緊急の関係閣僚会議で李洛淵首相が危機感をあらわにした。(共同)
 感染した男性はソウルの大学病院に隔離され治療中。近距離での接触が確認されたタクシー運転手ら20人余りも、すぐに自宅や施設で保健当局の管理下に置かれた。

 MERSの潜伏期間は最長2週間とされる。6月以降、支持率が下落傾向にある文氏にとっても、この間にさらなる感染拡大を防げるかが正念場となる。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング