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郡内織物で御朱印帳、日傘 再興狙い、オペラ座も評価

伝統・文化

郡内織物で御朱印帳、日傘 再興狙い、オペラ座も評価

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 舞台衣装に使う郡内織物の生地を選ぶパリ・オペラ座バレエ団関係者=7月29日、山梨県富士吉田市  舞台衣装に使う郡内織物の生地を選ぶパリ・オペラ座バレエ団関係者=7月29日、山梨県富士吉田市

 山梨県の伝統品「郡内織物」のアピールに、生産者らが知恵を絞っている。金襴を取り入れた和柄の御朱印帳や、新しいデザインのファッショナブルな日傘を大学と共同開発。パリ・オペラ座も評価し、団員の舞台衣装の生地に決まった。

 郡内織物を使った御朱印帳
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 郡内織物は同県富士吉田市など県東部の郡内地方で生産する織物の総称。染色した絹など細手の糸を高密度に織る。家具、掛け軸にも使われ歴史は千年を超す。後継者難も響き、県によると、生産量は戦後ピークの1969年に7498万平方メートルだったが、近年は1300万平方メートル前後だ。

 舞台衣装に使う郡内織物の生地を選ぶパリ・オペラ座バレエ団関係者=7月、山梨県富士吉田市
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 活性化に向け、生産者は東京造形大(東京都八王子市)と約10年前から商品を企画。郡内織物を貼った御朱印帳は地元の「光織物」が発売し、寺社の御朱印集めブームに乗り、約7万冊を売った。同大院生時に開発に携わったデザイナー井上綾さん(31)は「多くの女性が縁結びで有名な東京大神宮を訪れており、需要を確信した」と語る。

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