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修理の流鏑馬木像を公開 春日大社、平安時代の作

伝統・文化

修理の流鏑馬木像を公開 春日大社、平安時代の作

更新 sty1808210013
昨年からの修理が完了し、報道陣に公開された「流鏑馬木像」=21日午後、奈良市の春日大社 昨年からの修理が完了し、報道陣に公開された「流鏑馬木像」=21日午後、奈良市の春日大社
昨年からの修理が完了し、報道陣に公開された「流鏑馬木像」=21日午後、奈良市
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 奈良市の春日大社は21日、昨年からの修理が完了した「流鏑馬木像」を報道陣に公開した。これまで鎌倉時代の彫刻とされていたが、修理後の調査で形などから平安時代の作と判断された。
 馬上から的を射る人物の姿を表現した流鏑馬木像は高さ61.5センチ。春日大社の末社「三十八所神社」に奉納されており、1942年に重要美術品に指定された。奥行きが深く丸みのある射手の面相などが特徴という。
 半分がなくなっていた弓や馬の左脚、つぎ目の緩みなどを修理した。また、クリーニングをしたことで、墨や朱で描かれた模様も鮮明になった。調査に当たった奈良国立博物館の岩田茂樹上席研究員は「彫刻の流鏑馬は唯一無二の魅力ある像で、おおらかさという平安時代的な要素を持っている」と話した。
 木像は9月1日から12月13日まで、春日大社国宝殿で開催予定の「春日信仰の美しき世界 神々の物語と珠玉の名宝」で展示される。

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