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鯨の街をもう一度 健さん主演作、再上映へ

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鯨の街をもう一度 健さん主演作、再上映へ

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 復興まちづくり情報交流館「牡鹿館」に展示されている映画「鯨と斗う男」のポスター=宮城県石巻市  復興まちづくり情報交流館「牡鹿館」に展示されている映画「鯨と斗う男」のポスター=宮城県石巻市
 当時、映画スタッフの横で収録風景などを撮影した写真を持つ元大工の鹿井清介さん=4日、宮城県石巻市
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 当時、映画スタッフの横で収録風景などを撮影した写真を持つ元大工の鹿井清介さん=4日、宮城県石巻市フルスクリーンで見る 閉じる

 かつてのにぎわいをスクリーンでもう一度-。高度経済成長期に日本有数の捕鯨基地として栄えたが、東日本大震災の津波被害で街の風景が一変した宮城県石巻市の鮎川地区。約60年前にこの地でロケ撮影された高倉健さん主演の映画「鯨と斗う男」を同市内で再上映する試みに、有志が取り組んでいる。

 映画は1957年公開で、若き日の高倉さんが捕鯨船の砲手に扮した海洋活劇。鮎川の港や鯨の解体場、市内の盛り場などが映像に収められ、かつての街の風景を知る上で貴重な資料といえる。

 石巻市出身のノンフィクション作家、大島幹雄さん(64)は、「鯨と斗う男」の存在を知り、「津波で失われた風景を故郷の人たちと、できれば故郷を去った人たちとも一緒に見る機会をつくりたい」と考えた。

 だが同作はDVD化されておらず、上映には東映が保存しているフィルムのデジタル変換が必要で約100万円の費用がかかるという。そこで大島さんらは諸経費と合わせて150万円の寄付を募り、来夏の上映を目指している。

 寄付などの詳細は、大島さんのホームページ「デラシネ通信」で。

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