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ナマコ密漁、対策に限界 暴力団関与、高値で輸出

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ナマコ密漁、対策に限界 暴力団関与、高値で輸出

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 北海道警が押収した石狩市の海岸で密漁されたナマコ=5月(北海道警提供)  北海道警が押収した石狩市の海岸で密漁されたナマコ=5月(北海道警提供)

 ナマコの密漁が北海道などで相次いでいる。中国では高級食材として人気で、高値で売れるため暴力団の資金源になっているとされる。海上保安庁のパトロールなど対策にも限界があり、事態を重く見た水産庁は漁獲場所の明示を輸出時に求める制度を検討している。

 北海道警が押収した、ナマコを密漁する際にダイバーが着用するウエットスーツなど=6月、札幌市
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 北海道警が押収した、ナマコを密漁する際にダイバーが着用するウエットスーツなど=6月、札幌市フルスクリーンで見る 閉じる

 北海道警は5月、石狩市の海岸でナマコ約450キロを密漁したとして、道海面漁業調整規則違反の疑いで暴力団組員らを逮捕。6月には稚内市の海岸で約400キロを密漁した疑いで別の組員らを逮捕した。水産庁によると、ナマコ密漁の摘発件数は近年、年間30件前後で推移。青森、広島両県などでも被害が出ている。

 道警幹部は「摘発した密漁は氷山の一角にすぎない」と指摘する。密漁グループは、潜水器を使ってナマコを捕まえるダイバーやゴムボートの操縦役、陸上での見張り役など手分けして、一晩で数百キロ捕獲。加工業者に持ち込むという。

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