産経フォト

長崎を最後の被爆地に 国連総長、平和式典で訴え

ニュース

長崎を最後の被爆地に 国連総長、平和式典で訴え

更新 sty1808090008
 地元の小学生に鶴の折り方を教わる国連のグテレス事務総長(中央)=9日午前、長崎市の原爆資料館  地元の小学生に鶴の折り方を教わる国連のグテレス事務総長(中央)=9日午前、長崎市の原爆資料館
 グテレス国連事務総長が、長崎市の原爆資料館と国立原爆死没者追悼平和祈念館に残したメッセージ=9日午前
画像を拡大する
 グテレス国連事務総長が、長崎市の原爆資料館と国立原爆死没者追悼平和祈念館に残したメッセージ=9日午前フルスクリーンで見る 閉じる

 国連のグテレス事務総長は9日、長崎市で開かれた原爆犠牲者慰霊平和祈念式典であいさつし「長崎を核の惨禍で苦しんだ地球上最後の場所にしよう」と呼び掛け、核兵器廃絶に取り組む姿勢を強調した。事務総長の長崎の平和式典出席は初めて。

 グテレス氏は、核兵器のない世界を目指して被爆体験を語り続けてきた被爆者を称賛。「(被爆者が)全人類のために上げた声に、耳を傾けなければならない。新たな被爆地、被爆者を容認することはできない」と訴えた。

 グテレス氏は式典に先立ち原爆資料館を見学した。入り口では、水色の国連旗と日の丸の小旗を持った約50人の小学生が歓声を上げながらグテレス氏を出迎えた。グテレス氏は、男児の手ほどきを受けながら鶴を折り、完成させると満面の笑みを見せた。

 原爆投下直後の惨状を再現したスペースでは、担当者の説明に神妙な面持ちで聞き入った。続いて隣接する国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で記者会見。資料館の展示については、衝撃が冷めない様子で「人間にここまでの悲劇が起こりうるのかと、強い悲しみを感じた」と静かに語った。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング