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桜井別れの絵馬、12月奉納 楠公さんへの思い受け継ぐ

伝統・文化

桜井別れの絵馬、12月奉納 楠公さんへの思い受け継ぐ

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 明治期に描かれた「楠公父子桜井の別れ図」の絵馬  明治期に描かれた「楠公父子桜井の別れ図」の絵馬
 明治期に描かれた「楠公父子桜井の別れ図」の絵馬の模写復元作業=8日、大阪府河内長野市
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 南北朝時代の武将、楠木正成・正行親子の最後の別れを描いた「楠公父子桜井の別れ図」の絵馬を模写復元し、正成を祭る神戸市の湊川神社に奉納するプロジェクトが進んでいる。12月4日に奉納される予定。

 オリジナルの絵馬は1882年に大阪府河内長野市の加賀田神社が彩色修理された際に奉納され、現存している。加賀田神社の田中義光宮司(79)は「楠公さんを敬愛した明治の人の思いを現在の楠公ファンが受け継ぎ、奉納できることになりうれしい」と話している。

 明治期に描かれた「楠公父子桜井の別れ図」の絵馬模写復元のため作成された資料
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 絵馬は幅約1.9メートル、高さ約1.2メートル。河内長野市の観心寺金堂や、楠木一族の菩提寺の中院とみられる建物が描かれている。彩色にウルトラマリンブルーやエメラルドグリーンなどの舶来顔料が使われ、明治初期の絵馬の特徴が表れているという。制作者は彩色修理を手掛けた絵師・大西安太郎とみられている。

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