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陸路寸断、フェリーに脚光 災害時の命綱も維持困難

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陸路寸断、フェリーに脚光 災害時の命綱も維持困難

更新 sty1807190004
 陸路が混乱する中、市民の足として活躍している広島港行きのフェリー=18日、広島県呉市  陸路が混乱する中、市民の足として活躍している広島港行きのフェリー=18日、広島県呉市

 西日本豪雨の影響で道路や鉄道が寸断された広島県呉市では、フェリーが水や生活物資の調達手段として市民の「命綱」となった。ただ、フェリー業界は交通網の発達や燃料高、船員の高齢化もあって経営は苦しい。どう存続させるかという課題が浮かび上がった。

 広島市方面のフェリーを待つ長蛇の列=11日、広島県呉市
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 広島市方面のフェリーを待つ長蛇の列=11日、広島県呉市フルスクリーンで見る 閉じる

 広島港行きのフェリーが発着する呉中央桟橋ターミナルは、乗客が連日、乗船券を求めごった返す。通勤、通学以外に、食品や生活用品を買い出しに行く人が多い。ミネラルウオーター入りの段ボール箱を抱える人の姿も見られた。呉の実家に非常食や水を届けに来たという広島市の宮谷幸三さん(54)は「普段は車か電車を使うが、今回はフェリーがあって良かった」と話す。

 呉市は7日以降、電車とバスの運休が続き、一時はフェリーが広島市への唯一の交通手段となった。主要道路の復旧後も混乱が続く陸路に代わり、欠かせない「足」になっている。

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