田んぼに「鉄腕アトム」 色とりどりの稲で、青森・田舎館村
更新 sty1807120022色とりどりの稲を使って田んぼに絵を浮かび上がらせる青森県田舎館村の今年の「田んぼアート」が完成し、12日、見頃をPRする式典が開かれた。26回目となる今回の題材は、故手塚治虫さんの漫画「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」、「リボンの騎士」の主人公ら。
1ヘクタールの水田に地元の品種「つがるロマン」(緑)に加え、紫や黄色の古代米など計7色11種類の苗を使い、手塚さんの漫画のキャラクターを表現。遠近法で立体的に見せている。
式典で田舎館村の鈴木孝雄村長は「全国の方に自慢できる素晴らしい作品になった。村内や遠くの方々の支援のおかげです」とあいさつした。
別の水田では映画「ローマの休日」も。ヒロインが新聞記者の男性とスクーター「ベスパ」に2人乗りする有名なシーンを再現した。見頃はいずれも8月中旬まで。