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孤立の中、迎えるW杯 世界的祭典の熱気薄く

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孤立の中、迎えるW杯 世界的祭典の熱気薄く

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 サッカーボールに鉄条網が巻かれ「拷問のW杯か?」と書かれたプラカードを掲げ、拘束者への過酷な取り調べに抗議する市民ら=10日、モスクワ(共同)  サッカーボールに鉄条網が巻かれ「拷問のW杯か?」と書かれたプラカードを掲げ、拘束者への過酷な取り調べに抗議する市民ら=10日、モスクワ(共同)
 プーチン政権に反対する集会に集まった市民と警察官(右)=10日、モスクワ(共同)
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 プーチン政権に反対する集会に集まった市民と警察官(右)=10日、モスクワ(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 サッカーの祭典、ワールドカップ(W杯)ロシア大会、ロシア代表は参加32カ国中、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングの最下位に低迷。欧米と対立し孤立を深める自国の立場も影を落とし、国内の熱気や盛り上がりはいまひとつだ。

 モスクワでブラジルやドイツなど各国サポーターの姿が目立ち始めた10日、プーチン政権を批判する集会に約1700人が集まった。

 集会では、拘束された反政権派の市民ら「政治囚」の顔写真のプラカードが並ぶ。ノーベル平和賞候補にもなった女性人権活動家ガンヌシキナさん(76)は「W杯はプーチン大統領の政権浮揚の広告塔。政治化したW杯には反対だ」と訴えた。

 サッカー好きという歴史教師ファトフさん(47)も「(ウクライナ南部の)クリミア半島を占領し、シリアを空爆し、野党活動家を徹底弾圧する犯罪的な政権下のW杯は、ヒトラーが宣伝に使ったベルリン五輪と同じだ」と、W杯のボイコットを呼び掛けた。(モスクワ共同)

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