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平城京右京にも「十条」か 区域外で道路跡を確認

遺跡・建造物

平城京右京にも「十条」か 区域外で道路跡を確認

更新 sty1806080022
 九条大路より南で見つかった条坊遺構の発掘現場(下)(奈良県大和郡山市教育委員会提供)  九条大路より南で見つかった条坊遺構の発掘現場(下)(奈良県大和郡山市教育委員会提供)
 九条大路より南で見つかった南北方向の道路跡(奈良県大和郡山市教育委員会提供)
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 九条大路より南で見つかった南北方向の道路跡(奈良県大和郡山市教育委員会提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 奈良県大和郡山市の平城京南方遺跡で京の南限とされる九条大路よりさらに南で、東西方向と南北方向に延びる計2本の道路跡が見つかり、8日、市教育委員会が発表した。

 九条大路に正門「羅城門」があったことから平城京の南限は九条とするのが有力説だったが、左京(東半分)で、これを覆す「十条大路」などの条坊遺構(碁盤目状の区画)が見つかっていた。

 「十条条間路」とみられる道路跡の発掘現場(下)(奈良県大和郡山市教育委員会提供)
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 「十条条間路」とみられる道路跡の発掘現場(下)(奈良県大和郡山市教育委員会提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 今回の発見で、右京でも「十条」が整備された可能性があるが、道路は平城京が存続していた奈良時代中期までに廃絶しており、京の範囲を巡り議論となりそうだ。

 同市教委が2017~18年、羅城門跡の南西部を調査し、東西方向の道路跡(路面幅約6.5メートル)を確認。左京では、九条大路と十条大路の中間にある「十条条間路」が見つかっており、そのほぼ延長上にあった。

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