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寄り添う「王様」恋の季節 串本沖、アオリイカ産卵期

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寄り添う「王様」恋の季節 串本沖、アオリイカ産卵期

更新 sty1805160020
 アオリイカの産卵期が始まった。雄(上)に寄り添われた雌(画面中央)が、海底に沈められた雑木の「産卵床」に卵を産み付けていた=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートル  アオリイカの産卵期が始まった。雄(上)に寄り添われた雌(画面中央)が、海底に沈められた雑木の「産卵床」に卵を産み付けていた=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートル
 産卵期が始まり、雑木を束ねた「産卵床」付近に現れたアオリイカ=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートル
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 産卵期が始まり、雑木を束ねた「産卵床」付近に現れたアオリイカ=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートルフルスクリーンで見る 閉じる

 和歌山県串本町沖で、透き通るような美しさや味の良さから「イカの王様」と呼ばれるアオリイカの産卵が始まった。「間近で観察できる」と、ダイビング客に好評だ。
 串本ダイビング事業組合は、たくさん卵を産めるようにと、雑木を束ねて沈めた「産卵床」を約10年前から毎年設置している。命懸けで産卵する4~6月は比較的ダイバーを警戒しないため、手が届くような距離で観察できる。
 濁って視界が悪い海底の産卵床にそっと近づくと、周囲に数ペアのアオリイカが現れた。胴の長さが50センチ以上の白く大きな雄に寄り添われ、小さい褐色の雌が卵を産み付けていた。雑木には所々で房状の卵塊がゆらゆら揺れていた。

 アオリイカの産卵が始まった。雑木を束ねた「産卵床」に集まってくるペアを間近で観察できると、ダイビング客に好評だ=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートル
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 アオリイカの産卵が始まった。雑木を束ねた「産卵床」に集まってくるペアを間近で観察できると、ダイビング客に好評だ=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートルフルスクリーンで見る 閉じる

 小松誠司組合長(53)は「今年は黒潮の蛇行の影響なのか水温が上がらない。産卵のピークはこれからになるのでは」と話していた。

 雑木を束ねた「産卵床」の周辺を泳ぐアオリイカ=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートル
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 雑木を束ねた「産卵床」の周辺を泳ぐアオリイカ=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートルフルスクリーンで見る 閉じる
 アオリイカの産卵期が始まっている。雄(右)に寄り添われながら、雌(画面中央)が雑木の「産卵床」に卵を産み付けていた=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートル
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 アオリイカの産卵期が始まっている。雄(右)に寄り添われながら、雌(画面中央)が雑木の「産卵床」に卵を産み付けていた=16日午後、和歌山県串本町沖の水深約20メートルフルスクリーンで見る 閉じる

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