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米で原爆の〝非人道性〟展示へ 核開発地の国立歴史公園

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米で原爆の〝非人道性〟展示へ 核開発地の国立歴史公園

更新 sty1805130013
米内務省国立公園局がまとめた基本文書 米内務省国立公園局がまとめた基本文書
広島と長崎の被害について記した米内務省国立公園局の基本文書
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広島と長崎の被害について記した米内務省国立公園局の基本文書フルスクリーンで見る 閉じる

 米国が第2次大戦中、原爆開発を推進した「マンハッタン計画」関連地の米国立歴史公園が、原爆投下による人的被害などの非人道的な側面を展示する方針を固めたことが13日、米内務省国立公園局への取材で分かった。広島、長崎両市の要望を踏まえたもので、具体的な内容は今後詰めるが、担当者は「被害を尊重し余すことなく触れるつもりだ」と話している。
 米国では原爆投下について「戦争終結を早め、多くの米兵の命を救った」との主張が根強く、1995年には国立スミソニアン航空宇宙博物館が企画した原爆展が退役軍人らの反発で事実上中止された。投下正当化論は公園の展示でも併記される見込みだが、今回は異例の対応といえそうだ。
 米政府は2015年11月、マンハッタン計画の中心地のニューメキシコ州ロスアラモスやテネシー州オークリッジ、ワシントン州ハンフォードの関連施設を国立公園に指定。広島、長崎両市が「原爆投下の正当化が強調されかねない」と懸念を伝え、人体への影響を展示するよう求めていた。

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