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北方領土訪問団が出発 本年度第1陣、色丹島へ

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北方領土訪問団が出発 本年度第1陣、色丹島へ

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 北方領土へ向けて出航する交流船「えとぴりか」に手を振る人たち=11日午前、北海道・根室港  北方領土へ向けて出航する交流船「えとぴりか」に手を振る人たち=11日午前、北海道・根室港
 北方領土へ向かう交流船から見送りの人に手を振る元島民ら=11日午前、北海道・根室港
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 北方領土へ向かう交流船から見送りの人に手を振る元島民ら=11日午前、北海道・根室港フルスクリーンで見る 閉じる

 北方領土の元島民らが4島を訪ねるビザなし訪問で、本年度の第1陣60人が11日、色丹島に向けて交流船「えとぴりか」で北海道・根室港を出発した。三つあるビザなしの枠組みのうち「自由訪問」で、14日までの日程で居住地跡を巡る。

 交流船「えとぴりか」で北方領土へ向かう元島民らに手を振る人たち=11日午前、北海道・根室港
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 交流船「えとぴりか」で北方領土へ向かう元島民らに手を振る人たち=11日午前、北海道・根室港フルスクリーンで見る 閉じる

 日本とロシアは北方四島での共同経済活動実現に向けて交渉を続けているが、元島民が求める領土返還で進展は見られない。訪問団の飯作鶴幸団長(75)は「(島の)現実をこの目で確かめ、返還運動の思いを新たにしたい」と語った。

 元島民と家族が故郷を訪れる自由訪問は1999年に始まった。元島民団体、千島歯舞諸島居住者連盟が主催している。元島民は高齢化が進んでおり、今回娘や孫らと参加する滋賀県草津市の深尾勝美さん(79)は「かつての生活を知ってもらいたい」と説明。北海道根室市の能登敏雄さん(74)は「自分が生まれた島の現状を若い世代に伝えていきたい」と話した。

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