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日光杉並木の倒木活用 ペン、万年筆を手作り

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日光杉並木の倒木活用 ペン、万年筆を手作り

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 「日光杉並木街道」の倒木で制作したボールペン、万年筆とカップ=16日、栃木県矢板市  「日光杉並木街道」の倒木で制作したボールペン、万年筆とカップ=16日、栃木県矢板市
 工房で木材を削る関谷天真さん。最も人気のあるボールペンは、日光市の道の駅にある船村徹記念館で2160円から販売。万年筆や置き時計もあり、東京スカイツリータウンのアンテナショップなどでも購入できる=16日、栃木県矢板市
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 工房で木材を削る関谷天真さん。最も人気のあるボールペンは、日光市の道の駅にある船村徹記念館で2160円から販売。万年筆や置き時計もあり、東京スカイツリータウンのアンテナショップなどでも購入できる=16日、栃木県矢板市フルスクリーンで見る 閉じる

 栃木県日光市の「日光杉並木街道」の倒木を活用し、同県矢板市の工芸作家関谷天真=本名義介=さんが、ボールペンや万年筆を手作りしている。杉並木は国の特別史跡と特別天然記念物に二重指定され、樹齢は約400年。倒木の枝は大半がそのまま廃棄されていたが、関谷さんは「貴重な文化財を生かし、杉並木のイメージ向上につなげたい」と意気込む。
 木工ろくろの音が「ウィーン」と響き渡る庭先の工房。関谷さんは高速回転する木材の表面を刃物で削っていた。「枝を加工するところから手作りです」。大胆な手つきで1ミリ単位の繊細な作業をこなす技が光る。
 「面白い素材がある」と知り合いの伐採職人から教えられた関谷さん。空洞や裂け目があるため、小片で制作できるボールペンを思いつき、7、8年ほど前から制作を始めたという。樹齢が高いほど木目が細かいので柄が手になじみ、高級感が出るため「贈答品に最適」と好評だ。

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