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皮ごと食べられるバナナ 試行錯誤40年、国内産

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皮ごと食べられるバナナ 試行錯誤40年、国内産

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皮ごと食べられる「ともいきバナナ」=18日、東京都港区 皮ごと食べられる「ともいきバナナ」=18日、東京都港区
皮ごと食べられるバナナを頬張る開発者の田中節三氏=18日、東京都港区
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 皮ごと食べられる特徴を持つ国内産バナナの発表会が18日、東京都内で開かれた。「バナナ好きが高じて栽培の研究を始めた」という田中節三氏(69)が、約40年の試行錯誤を経て独自製法を確立。糖度が高く、パナマ病などの病原体にも強い「ともいきバナナ」として3月下旬に販売を始めた。5本で4千円超だが、ぜいたくなスイーツとして普及を目指す。
 田中氏は、種苗を特殊な溶液によってマイナス60度で凍結させ解凍することで耐寒性などを強化する技術に加え、炭素の効果で免疫力を高める技術を考案。熱帯地域ではない国内でも安定的に栽培できるようにした。バナナの皮は苦みがほぼなく、田中氏は「栄養を丸ごと取れる」と語った。
 岡山県出身の田中氏は海運や造船業に携わりつつ、門外漢ながらバナナ栽培を続けてきた。昨年12月に、ともいきバナナの事業展開を担うベンチャーを北九州市に設立。栽培は鹿児島県南九州市の農場が無農薬で手掛けている。全国各地の休耕田を活用し規模を拡大する方針だ。

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