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本震2年、鎮魂願う 復旧途上の阿蘇地域

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本震2年、鎮魂願う 復旧途上の阿蘇地域

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 熊本地震の「本震」から2年を迎えた熊本県益城町の木山仮設団地で、地震の発生時刻に手を合わせ黙とうする被災者ら=16日午前1時25分  熊本地震の「本震」から2年を迎えた熊本県益城町の木山仮設団地で、地震の発生時刻に手を合わせ黙とうする被災者ら=16日午前1時25分
 熊本地震の「本震」の発生日に、大和晃さんが犠牲となった阿蘇大橋の崩落現場付近を訪れた(左から)父卓也さん、母忍さんと兄の翔吾さん=16日午前1時32分、熊本県南阿蘇村
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 熊本地震の「本震」の発生日に、大和晃さんが犠牲となった阿蘇大橋の崩落現場付近を訪れた(左から)父卓也さん、母忍さんと兄の翔吾さん=16日午前1時32分、熊本県南阿蘇村フルスクリーンで見る 閉じる

 震度7を2度観測した熊本地震は16日、2度目の激震「本震」から2年を迎えた。多くの犠牲者が出た熊本県・阿蘇地域の現場では住民らが鎮魂を願った。道路や鉄道などインフラ復旧は途上にあり、住民流出への懸念も出ている。

 本震は2016年4月16日午前1時25分に発生。建物倒壊などによる「直接死」は県内で計41人、うち南阿蘇村は土砂崩れもあり16人に上った。村中心部と熊本市方面を結ぶ国道325号の阿蘇大橋が土砂崩れで崩落し、熊本と大分を結ぶ国道57号とJR豊肥線の寸断が続いている。

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