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地鶏生産、20年で3倍に 徳島、宿泊者数は最下位

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地鶏生産、20年で3倍に 徳島、宿泊者数は最下位

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橋の開通後、生産量が伸びた徳島県の地鶏「阿波尾鶏」(株式会社丸本提供) 橋の開通後、生産量が伸びた徳島県の地鶏「阿波尾鶏」(株式会社丸本提供)

 徳島県では本州と橋でつながったことで流通環境が改善し、この20年で地鶏の生産量が約3倍になるなど明石海峡大橋は産業に大きな恩恵をもたらした。一方で関西方面からの日帰りが可能になり、徳島市中心部にあった古い旅館街は姿を消した。

JR徳島駅前で大阪行きの高速バスに乗り込む人たち
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 「大阪や神戸は海の向こうの遠い存在だった」。徳島市の60代の飲食業男性はこう振り返る。かつては関西までの交通手段は船や飛行機。徳島市から大阪までは高速船で約1時間40分、フェリーで3時間半ほどかかった。
 現在は、徳島市から神戸市までは車で1時間40分程度だ。大阪や神戸間を往復する高速バスも多く、男性は「徳島はもともと(意識が)関西寄りだけど、より身近になった」と感じている。
 県の地鶏「阿波尾鶏」の生産量は、産地別シェアで愛知県の名古屋コーチンを抜いて全国1位が続く。養鶏会社で働く堀内幹夫さん(54)は「以前はフェリーで和歌山を経由して京阪神に出荷していたが、台風や悪天候による欠航があった。橋の開通後は安定供給できるようになり、取引先の信用が高まった」と話す。

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