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新幹線脱線対策、進捗に差 JR各社、地震備えも制約

鉄道

新幹線脱線対策、進捗に差 JR各社、地震備えも制約

更新 sty1804140017
2016年4月の熊本地震で脱線した九州新幹線の回送列車=熊本市(共同通信社ヘリから) 2016年4月の熊本地震で脱線した九州新幹線の回送列車=熊本市(共同通信社ヘリから)
2016年4月の熊本地震で脱線した九州新幹線の回送列車=熊本市(共同通信社ヘリから)
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2016年4月の熊本地震で脱線した九州新幹線の回送列車=熊本市(共同通信社ヘリから)フルスクリーンで見る 閉じる

 JR各社が地震に備え、新幹線の安全対策に取り組んでいる。レールの転倒を防いだり車輪を外れにくくしたりする装置を相次ぎ導入。北海道新幹線では全体の9割超の区間で設置した一方、山陽新幹線や九州新幹線では2割に届かず進捗に差がある。作業時間や人員の確保の問題が早期整備への制約となっている。
 九州新幹線は2016年の熊本地震で、激しい揺れに回送列車が熊本駅の南約1・3キロ地点で脱線。JR九州は当時、活断層が近く直下型地震が想定される区間でレール内側に1本ずつ鉄製ガードを付けて脱線を防ぐ対策を講じていたが、現場は対象外だった。地震後に約23キロで整備したほか、運輸安全委員会の指摘もあって19年度末までに熊本県内の約15キロを整備する新計画を示した。
 「同様の地震が起きれば、より多くの列車に影響する恐れがある」(JR東海)などと各社の危機感は強い。JR北海道は北海道新幹線で19年度末まで、JR東海は東海道新幹線で28年度末までにそれぞれ整備をほぼ完了する計画だ。

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