【路上感撮】光る芭蕉は西を向く
更新 sty1803310001 夕闇に白く光る像。奥に見える東京スカイツリーとともに、夜の街に明かりを灯している。
東京都江東区の芭蕉庵史跡展望庭園にある、松尾芭蕉の像。芭蕉が住んでいたゆかりの地であり、隅田川や小名木川を臨む立地にある。
なんとこの芭蕉、昼と夜で向きが変わる。日中、庭園が開いている時間は、来園者を迎えるように北側を向く。日が暮れると、約90度まわって西側を向く。江東区芭蕉記念館によると、「ナイトクルーズや屋形船からよく見られるように」だそう。
江戸時代から様変わりした平成の東京・深川。芭蕉は今もここで隅田川を眺めている。(写真報道局 宮崎瑞穂)
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