「あめつち」山陰の装い満載 新観光列車、7月デビュー
更新 sty1802280012 山陰地方の日本海沿岸を中心に7月1日から走るJR西日本の新観光列車「あめつち」の運行スケジュールや内装、運賃を同社米子支社が28日、明らかにした。客室内には地元の伝統工芸品がふんだんに使われ、山陰を五感で楽しめる装いとなった。
鳥取-出雲市間を片道4時間弱で結び、週末を中心に1日1往復、年間150日程度運行する。全席指定の2両編成で定員59人。始発から終点までの運賃は4540円に設定され、乗車日の1カ月前から購入できる。
列車の名称は古事記の冒頭「天地の-」に由来する。天井照明のシェードに鳥取県の因州和紙、壁面には同県の智頭杉や島根県・隠岐の黒松を使用。テーブルには島根の石州瓦も取り入れ、いずれも地元の業者が製作を手掛けた。
両県のかすりや織物、神楽のミニチュア衣装を展示して気軽に地元の技に触れるスペースも設置。地産品の食事や飲み物も販売し、景勝地付近では徐行運転で乗客をもてなす。米子支社の梅谷泰郎支社長は「地元から多くの期待をいただいている。山陰の素晴らしさを発信できる列車にしたい」と期待を寄せる。