渡部暁斗、骨折していたのに銀メダル 「骨の一本、二本くれてやる」
更新 sty1802240012平昌冬季五輪のノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで2大会連続の銀メダルを獲得した渡部暁斗(29)=北野建設=ら複合の代表が24日、羽田空港に帰国した。
大会前に骨折も
渡部暁は「結果は悔しいけど、メダルをかけて帰ってきて、皆さんに喜んでいただけたのは素直にうれしい」と表情を緩めた。
渡部暁は大会直前に肋骨を折り、平昌入り後は3日間ほど練習ができなかったという。それでも「骨の一本、二本くれてやるという気持ちで臨んだ。けががなかったら金メダルを取れていたとは思っていない」と言い訳にはしなかった。
休まず3月3日に再開するワールドカップ(W杯)に出場する。「総合優勝の可能性も残っている。そこに向けて全てをささげたい」と話した。