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MRJ、実機展示見送り アジア見本市、環境逆風

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MRJ、実機展示見送り アジア見本市、環境逆風

更新 sty1802020015
米西部ワシントン州の上空を飛行するMRJの試験機=2017年3月(三菱航空機提供) 米西部ワシントン州の上空を飛行するMRJの試験機=2017年3月(三菱航空機提供)
パリ国際航空ショーで披露された、小型旅客機MRJの実機=2017年6月、パリ近郊のルブルジェ空港(共同)
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パリ国際航空ショーで披露された、小型旅客機MRJの実機=2017年6月、パリ近郊のルブルジェ空港(共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 三菱航空機(愛知県豊山町)は、6日開幕のアジア最大の航空見本市「シンガポール・エアショー」で、国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の実機展示を見送ることが2日、分かった。難航している機体開発を優先する。航空機業界では再編が進みつつあり、競争環境に逆風が吹いている。
 MRJはこれまで納期を5度延期し、開発コストは当初の3倍の5千億円ともいわれる。水谷久和社長は2020年半ばの初納入に向けて「今は開発に専念する」としている。昨年6月のパリ国際航空ショーでは実機を披露したが、受注は増えていない。
 昨年12月には米航空機大手ボーイングが、MRJの最大の競合相手であるブラジルのエンブラエルと買収交渉を行ったと報じられた。欧州の航空機大手エアバスはカナダ・ボンバルディアの小型機事業への出資を決めており、業界が二大陣営に集約される可能性がある。

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