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青い迷彩服が廃止に 米海軍「意味ない」と不評、緑色に

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青い迷彩服が廃止に 米海軍「意味ない」と不評、緑色に

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米海軍の新旧迷彩服。3年間かけて青色から緑色に段階的に切り替わる=米海軍横須賀基地内の原子力空母ロナルド・レーガン 米海軍の新旧迷彩服。3年間かけて青色から緑色に段階的に切り替わる=米海軍横須賀基地内の原子力空母ロナルド・レーガン
米海軍横須賀基地近くで、廃止される青い迷彩服(左)と緑の迷彩服を着て歩く兵士=10日、神奈川県横須賀市
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米海軍横須賀基地近くで、廃止される青い迷彩服(左)と緑の迷彩服を着て歩く兵士=10日、神奈川県横須賀市フルスクリーンで見る 閉じる

 米海軍の兵士が10年近く作業用の制服として着用してきた青い迷彩服が緑色に切り替わる。陸上や船上で敵に見つかりにくくなるわけではなく、「青の迷彩は意味がない」と不評だった。日本国内の米海軍基地でも8日から緑の迷彩服の公式販売が始まり、青色は来年10月までに完全に廃止される。
 横須賀基地(神奈川県)の周辺では既に新しい緑色の迷彩服を着た兵士がおり、青と緑が混在するグループも目に付く。緑の迷彩に身を包んだ男性兵士は「青いものと少し素材が違い、服もブーツも軽くて動きやすい。立っていることが多いので快適なのが助かる」と評判も上々だ。
 米海軍は2008年から青色の迷彩服を導入。汚れが目立ちにくく、階級や業務などで異なる作業服を統一するものだと発表していた。
 しかし、導入当初から「海に落ちたら発見しにくい」などと疑問視する声があり、その後の調査で耐火性が低いことも判明した。

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