宮原知子が成人式で晴れ着姿を披露 五輪イヤーの充実誓う
更新 sty1801080016 平昌冬季五輪女子フィギュアスケート代表の宮原知子選手(19)が8日、地元京都市で成人式に出席し、あでやかな晴れ着姿を披露した。
母から譲られたという赤い振り袖姿で登場した宮原選手は、「着物は慣れないので新鮮な気持ちです」と恥ずかしそうな様子だった。
門川大作市長らの激励を受けた宮原選手は、「オリンピックという夢の舞台に出場できることとなり、本当にうれしく思っています。自分らしい演技ができるように頑張りたいと思っています。今年も充実した1年になるように、さらに高みを目指していきます」と話していた。
宮原選手は昨年1月、左股関節の疲労骨折を負って約11カ月実戦から離れ、リハビリと筋力トレーニングを積み重ねた。医師でもある父、亮さん(55)は、「リハビリ中にイライラすることなどはまったくなく、(リハビリの)スケジュールが忙しくて朝から晩までやっていました。とにかく使わない筋肉を鍛えるのが課題でした」と振り返った。宮原選手は奇跡的な復活を遂げ、全日本選手権で大会4連覇を果たし、初めてのオリンピックの切符を手に入れた。