F1優勝目指す11歳 女子レーサー、Juju
更新 sty1707130002 元F1ドライバーの野田英樹さんの次女、Juju(本名樹潤)が大舞台を目指して、着実に歩みを進めている。「夢は日本人初の女性F1レーサーになって、優勝すること」と愛くるしい笑顔を見せた。
岡山国際サーキットがある岡山県美作市在住で、小学6年生の11歳。父の影響で、3歳でレーシングカートを始めた。「抜いたり、抜かれたりが楽しかった」。昨年、F4にデビューした。小学生がF4を走らせるのは、世界で初めてだったという。ことし4月には同サーキットのコースレコードをマークした。
速度200キロを優に超えるF4。重力加速度(G)による負荷もかかる。事故で入院したこともあるそうで、周囲からは危険との声もあるが、「怖いと言っていたらF1レーサーになれない」。
タイムを縮めるためにコーナリングなどを磨き「苦手なところを直そうと頑張っている」と、1日に4時間もマシンを走らせることも。父の英樹さんは「とんでもないレーサーになる可能性を秘めている。自分と比べても、よっぽど才能がある」と目を細める。(共同)