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view 街明かりに染まる雲海 埼玉県秩父市

自然・風景

view 街明かりに染まる雲海 埼玉県秩父市

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セメント工場周辺に広がる雲海 =埼玉県秩父市(宮崎瑞穂撮影) セメント工場周辺に広がる雲海 =埼玉県秩父市(宮崎瑞穂撮影)
市街地の明かりがうっすらとかかる雲に反射する。遠くの工場はまるで雲を製造しているかのようだ =埼玉県秩父市の美の山公園(宮崎瑞穂撮影)
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市街地の明かりがうっすらとかかる雲に反射する。遠くの工場はまるで雲を製造しているかのようだ =埼玉県秩父市の美の山公園(宮崎瑞穂撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 前日の雨が地面に残る、明け方の午前3時頃。見下ろす市街地の夜景に、うっすらと雲がかかり始める。

 セメント工場に雲が届くと、煙突の煙と重なって幻想的な光景に変わった。煙突から出る煙も雲海の一部になっていくように見えた。

 埼玉県秩父市は昨年、秩父夜祭が「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録され、話題となった。雲海も新たな観光資源として、注目されている。

セメント工場周辺に広がる雲海 =埼玉県秩父市(宮崎瑞穂撮影)
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 同市の大学4年生、田中健太さん(21)は3年前にその存在を知ってから、発生メカニズムや関連情報をSNSで発信している。市や地元のホテルに雲海の美しさを説明したりもした。

セメント工場周辺に広がる雲海 =埼玉県秩父市(宮崎瑞穂撮影)
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 「自宅から10分の場所でこんな絶景が見られるのかと驚いた。雲海といえば飛行機や高い山の上から見るイメージ。山に囲まれた市街地で、手軽に見られる雲海が認知されていないのはもったいない」と話す。

秩父市街の夜景(宮崎瑞穂撮影)
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 一方で西武鉄道は2年前から雲海鑑賞ツアーを実施。深夜、東京都心などから特別列車で西武秩父駅に向かい、秩父市内の三峯(みつみね)神社で星空と雲海を見る企画だ。必ず見られるものではないが、毎回200人以上が参加している。

秩父市街の朝霧 (宮崎瑞穂撮影)
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秩父市街の朝霧 (宮崎瑞穂撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 秩父市街の北に位置する、標高600メートル弱ある美の山公園の展望台に三脚を構えた。雲海を待って3時間。体はすっかり冷えていた。工場の周辺に雲海が現れると、周りのカメラマンも一斉にシャッターを切る。景色の美しさに、深いため息も聞こえた。(写真報道局 宮崎瑞穂)

 

 

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