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飛鳥寺の塔跡から真珠 仏教の七宝、創建時埋める

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飛鳥寺の塔跡から真珠 仏教の七宝、創建時埋める

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 飛鳥寺塔の埋納品に含まれていた真珠(奈良文化財研究所提供)  飛鳥寺塔の埋納品に含まれていた真珠(奈良文化財研究所提供)
 飛鳥寺塔の埋納品に含まれていた真珠(奈良文化財研究所提供)
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 日本最古の本格的寺院・飛鳥寺(奈良県明日香村、6世紀末)の塔跡から約60年前の調査で出土した創建時の埋納品に真珠14点が含まれていることが分かり、奈良文化財研究所が6日までに、紀要で報告した。

 研究所によると、飛鳥寺塔の埋納品は古墳の副葬品と共通すると考えられてきたが、古墳で真珠はほとんど見つかっていない。真珠は仏教の「七宝」の一つで、分析した田村朋美研究員は「古墳文化と区別し、埋納品が当時の新しい仏教思想をもとに用意されたことを示している」と話した。

 研究所によると、14点の真珠は直径1・5~2ミリで、約0・5ミリの穴が開けられていた。蛍光エックス線分析で主な成分がカルシウムであることが分かり、電子顕微鏡で真珠の構造の特徴である層状の断面を確認できたことから真珠と判断した。

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