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38年前の殺人、再審認める 「大崎事件」で鹿児島地裁

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38年前の殺人、再審認める 「大崎事件」で鹿児島地裁

更新 sty1706280013
 「大崎事件」で再審開始を認める決定が出され、鹿児島地裁前で垂れ幕を掲げる弁護士ら=28日午後  「大崎事件」で再審開始を認める決定が出され、鹿児島地裁前で垂れ幕を掲げる弁護士ら=28日午後

 鹿児島県大崎町で1979年、農業中村邦夫さん=当時(42)=の遺体が見つかった「大崎事件」で殺人罪などに問われ、服役した義姉の原口アヤ子さん(90)が裁判のやり直しを求めた第3次再審請求に対し、鹿児島地裁は28日、再審開始を認める決定をした。冨田敦史裁判長は、有罪認定の根拠だった共犯者らの「自白」について「捜査機関の誘導で変遷した疑いがあり、信用性は高くない」と判断した。共犯とされた原口さんの元夫についても再審開始を認めた。

 「大崎事件」で第3次再審請求を申し立てるため、車いすで鹿児島地裁に入る原口アヤ子さん=2015年7月
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 「大崎事件」で第3次再審請求を申し立てるため、車いすで鹿児島地裁に入る原口アヤ子さん=2015年7月フルスクリーンで見る 閉じる

 原口さんは捜査段階から一貫して無罪を主張したが、81年に懲役10年が確定していた。
 弁護側は新証拠として、遺体の解剖写真に基づく法医学者の鑑定書を提出。窒息死の所見が見られず「タオルで首を絞めて殺した」との共犯者の供述と矛盾すると指摘した。「原口さんが親族に犯行を持ちかけるのを見た」とする別の親族の証言を否定する内容の心理学鑑定書も提出した。
 原口さんは刑期満了で90年に出所し、95年に最初の再審請求をした。

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