小林麻央さん、最後の更新は20日 ブログで多くの言葉を発信
更新 sty1706230011小林麻央さんの乳がんは14年に人間ドックがきっかけで発覚。16年6月に海老蔵さんが記者会見し、進行性の乳がんで闘病していることを公表した。闘病期間は約2年8カ月にわたった。
麻央さんは同年9月に公式ブログ「KOKORO.」を開設し、日々の闘病生活や心境を率直につづり、社会的に大きな反響を呼んだ。がんを告知された時の思いのほか、肺や骨にもがんが転移していることも明らかにしていた。
ブログでの前向きに生きる姿が、がんと闘う人々に勇気を与えたとして、英BBC放送から、世界の人々に感動や影響を与えた「今年の100人の女性」の一人に選ばれた。
17年1月には、海老蔵さんの特集番組に出演。「役者・市川海老蔵をパートナーとして支えられるチャンスを神様下さい、っていつも思うんですよね」と夫への思いを話していた。
「なりたい自分になる」
麻央さんは、ブログで過酷な闘病の傍ら、多くの言葉を発信してきた。
16・9・1「なりたい自分になる」
力強く人生を歩んだ女性でありたいから、子供たちにとって強い母でありたいから、陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました。
20「告知日」
診察室に入った時の先生の表情で、「陽性だったんだな、癌なんだな」と分かった。
17・3・18「ふと、、、」
闘病されていた方の訃報にふれると自分のなかのどこかの小枝がポキって折れるような気持ちになります。
4・19「一緒に泣くこと」
夜、母に背中をさすってもらって一緒に泣きました。苦しくてもひとりぼっちにはならない。
5・29「退院」
やはり我が家は最高の場所です。
最後の更新は20日 「皆様にも、今日 笑顔になれることがありますように」
最後の更新は20日、午前6時15分。
母親にしぼってもらったオレンジジュースがおいしかったことに触れ、「朝から 笑顔になれます」「皆様にも、今日 笑顔になれることがありますように」と書き込んでいた。
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