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凍結精子で人工繁殖成功か ミナミイワトビペンギン

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凍結精子で人工繁殖成功か ミナミイワトビペンギン

更新 sty1706070016
 大阪市の海遊館で誕生したミナミイワトビペンギンのひな=7日午後  大阪市の海遊館で誕生したミナミイワトビペンギンのひな=7日午後

 大阪市港区の水族館「海遊館」は7日、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンのひな1羽が誕生したと発表した。凍結精子を用いて親鳥に人工授精しており、DNA型を検査してこの授精によるものと確認できれば、冷凍精子による世界初の成功例となる。確認は7月以降の見通し。

 親鳥のおなかの下で過ごすミナミイワトビペンギンのひな=7日午後、大阪市の海遊館
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 親鳥のおなかの下で過ごすミナミイワトビペンギンのひな=7日午後、大阪市の海遊館フルスクリーンで見る 閉じる

 海遊館は2011年からミナミイワトビペンギンの人工繁殖に挑戦し、昨年、世界で初めて成功。今年4月に凍結精子を用いた繁殖に挑戦し、2羽に対し、海遊館と葛西臨海水族園(東京都江戸川区)の個体から採取した精液で試みた。
 7日までに2羽が計3個の卵を産み、同日朝に1個がふ化した。親鳥はきちんと世話をしているとみられる。
 凍結精子は国内外に運べるため、技術を生かせる範囲が広がる。海遊館の広報担当者は「成否ははっきりとは分からない」としながらも「種の保存のためにも成功していてほしい」と期待した。

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