産経フォト

大噴火で最初の大量絶滅か 4億4千万年前、地層分析

ニュース

大噴火で最初の大量絶滅か 4億4千万年前、地層分析

更新 sty1705100014
大量絶滅の原因となった1回目の噴火があった時代の生物の化石(東北大大学院理学研究科の海保邦夫教授提供) 大量絶滅の原因となった1回目の噴火があった時代の生物の化石(東北大大学院理学研究科の海保邦夫教授提供)
大量絶滅の原因となった1回目の噴火があった時代の生物の化石=10日午後、仙台市青葉区の東北大
画像を拡大する
大量絶滅の原因となった1回目の噴火があった時代の生物の化石=10日午後、仙台市青葉区の東北大フルスクリーンで見る 閉じる

 4億4千万年前ごろに起きた最初の生物の大量絶滅は、火山の巨大噴火によって引き起こされた寒冷化が原因だったとする研究成果を、東北大大学院などのチームが10日、発表した。地球では多種類の生物絶滅が5回発生。1回目はサンゴ礁や三葉虫など海にいた生物の種の約8割が絶滅したが、原因はよく分かっていなかった。
 3、4回目の大量絶滅時にも大噴火があったとされ、東北大大学院の海保邦夫教授(生命環境史学)は「大量絶滅の大部分は火山噴火が原因であることが、よく分かってきた。隕石衝突で恐竜が絶滅した5回目は非常に特殊な例だ」と話している。
 海保教授らは、中国南部と米国西部にある同時代の地層を分析。通常はほとんど検出されない水銀を高濃度で採取した。火山の巨大噴火で、地下のマントルに含まれる水銀が空高く放出されて世界中に広がり、堆積したとみている。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング