世界最小の鹿、プーズーの赤ちゃん誕生 国内初繁殖
更新 sty1702230010埼玉県こども動物自然公園(東松山市)で飼育している南米原産で世界最小の鹿「プーズー」に雄の赤ちゃんが生まれた。国内で初めての繁殖で、3月3日から公開を予定。名前は公募で決定するとしている。
国内でプーズーを飼育、展示しているのは同自然公園のみ。南米チリの国立サンチアゴ・メトロポリタン公園から寄贈され、昨年7月に来園した4匹のうち、雄のサイ(3歳)と雌のピナ(1歳)の子で、9日に体重592グラムで生まれた。
産後2日間は大事を取って人工哺乳を行ったが、現在はピナの母乳だけで元気に育っているという。22日現在の体重は約1キロで、大人になると9、10キロくらいまで成長する。
3月3日から3日間は正面ゲートで各日先着500人にプーズーのステッカーを配布する。同自然公園の担当者は「とてもかわいいので、ぜひ会いに来てほしい」と話している。