産経フォト

降灰想定の見直し要求 規制委、東海第2現地調査

ニュース

降灰想定の見直し要求 規制委、東海第2現地調査

更新 sty1702130010
 火山灰の地層について説明を受ける原子力規制委の石渡明委員(左から2人目)ら=13日、茨城県東海村  火山灰の地層について説明を受ける原子力規制委の石渡明委員(左から2人目)ら=13日、茨城県東海村

 原子力規制委員会は13日、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の新規制基準への適合性審査の一環で現地調査した。石渡明委員は終了後の記者会見で、周辺火山が噴火した際の降灰量の想定を巡って「もう少し調査が必要だ」と述べ、原電に想定の見直しを求めた。

 火山灰の地層を調べる原子力規制庁の職員=13日、茨城県東海村
画像を拡大する
 火山灰の地層を調べる原子力規制庁の職員=13日、茨城県東海村フルスクリーンで見る 閉じる

 原電は、噴火すれば同原発に最も大きな影響を与える火山は127キロ離れた赤城山(群馬県)とし、審査の申請当初は敷地に最大40センチの火山灰が堆積する想定を提示。その後、4万4千年前の噴火に伴う火山灰の厚さを詳しく調べた結果として想定を20センチに引き下げた。
 規制委はこの日、原電が引き下げの根拠とした原発の西約3キロの地点を訪れ、厚さ約20センチの火山灰の地層の様子を観察。石渡氏は「地層の上端がでこぼこだ。火山灰が降った後に削られて厚さが減った可能性がある」と指摘し、周辺の調査箇所を増やしてデータを拡充するよう求めた。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング