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「東京おでかけ日和」街も乗り物もスローな魅力 区立あらかわ遊園

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「東京おでかけ日和」街も乗り物もスローな魅力 区立あらかわ遊園

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 あらかわ遊園のファミリーコースター=東京都内  あらかわ遊園のファミリーコースター=東京都内
 都電荒川線の「荒川遊園地前」=東京都内
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 都電荒川線の「荒川遊園地前」=東京都内フルスクリーンで見る 閉じる

 東京の下町、荒川区には都内で唯一の区立遊園地「あらかわ遊園」がある。“日本一遅い”と評判のコースターなどがあり、小さい子でも楽しめる。近くには、店主がおしゃべりに明け暮れる名物たこ焼き屋も。スローな雰囲気が魅力の一帯を歩いてみた。

 あらかわ遊園=東京都内
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 下町を走る都電荒川線の「荒川遊園地前」駅から歩いてすぐ。観覧車に乗ると園の横に流れが見えるが、これが荒川ではなく隅田川というのが面白い。
 芋虫形の車体が疾走するファミリーコースターは、大型連休には2時間待ちのこともあるという人気の乗り物。といっても最高時速13・7キロで、昨今の“絶叫系”にはない穏やかな乗り心地。コースターは3歳以上(身長80センチ以上)なら乗車できる。

 

「どうぶつ広場」ではシカなどが餌をはみ、11月に生まれた2匹の子ヤギと触れ合うこともできる。のんびりとした園内は、どこか懐かしさを感じさせる。
 遊園はれんが工場が焼失した跡地に1922(大正11)年にできた。園のそばには今でもれんが塀が一部残る。大正当時には滝が流れ、池にはボートが浮かび、「城北の名園」ともうたわれたが、戦中は閉園して高射砲陣地に。曲折を経て、50年に区立遊園としてオープンした。

 あらかわ遊園で、ヤギと触れ合う小学生=東京都内
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 帰り道、小腹が減ったので近くの住宅街にあるたこ焼き屋「ふく扇」へ。たこ焼きをえびせんで挟んだ1枚100円の「たこせん」などを買い求める客らが行列を作る。
 「21年間、10円も値上げしてないよ」。元はかばん職人という店主は話し好き。たこ焼きはなかなかできないが、せかす客はいない。ゆったりとした時間が流れていった。

 たこ焼きをえびせんで挟んだ人気商品「たこせん」=東京都内
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 【メモ】あらかわ遊園の入園料は大人200円で、小中学生は100円(平日は無料)。春夏冬休み期間を除く平日限定で、大型遊具乗り放題のフリーパス(大人1200円)もある。

あらかわ遊園周辺地図 © 産経フォト・柴野犬子
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