モスクワ州で氷点下36度 厳しい寒波襲う
更新 sty1701080014【モスクワ共同】ロシア正教のクリスマスに当たる7日、ロシアの首都モスクワ周辺を厳しい寒波が襲った。気象当局は、モスクワ州北西部のクリンで8日未明にかけて氷点下36・2度を記録、21世紀に入って最も寒いクリスマスだったと発表した。
モスクワ市内の7日夜~8日未明の最低気温は氷点下28・6度だった。モスクワの2空港では7日、計30便以上が欠航し、遅れも続出。空港側は寒波対策を強化し、8日は平常運航に戻った。
ロシア通信によると、モスクワの動物園では動物にえさを多めに与え、戸外に出す時間を制限するなどの対策を取った。
だがモスクワ中心部では8日、氷点下25度を下回る極寒の中、市民500人以上が自転車に乗って走るイベントが予定通り決行された。