陸自が浜松の不発弾撤去 海岸で爆破処理
更新 sty1612180007 陸上自衛隊は18日、浜松市中区のJR東海浜松工場敷地内で8月に見つかった不発弾を撤去、市内の海岸まで運び爆破処理した。午前中の移送作業では、周辺住民に避難勧告が出され、東海道新幹線は浜松-豊橋で一時、運転を見合わせた。
浜松市が避難勧告を出したのは移送ルート周辺の約4千世帯、約1万2千人。移送完了後、解除した。新幹線は午前8時半から約40分間、運転を見合わせた。JR東海によると、上下線計28本が最大で41分遅れ、約1万3千人に影響が出た。
不発弾は新幹線の線路から約500メートル離れた場所で見つかった。長さ約153センチ、直径約41センチ、重さ約860キロ。太平洋戦争時の米艦の砲弾とみられる。