産経フォト

共同経済活動で関係強化も 根室とロシア、人や物往来

ニュース

共同経済活動で関係強化も 根室とロシア、人や物往来

更新 sty1612160005
北海道根室市の納沙布岬沖を航行する漁船。奥は国後島=16日午前 北海道根室市の納沙布岬沖を航行する漁船。奥は国後島=16日午前
ロシア語と英語が併記された標識=15日、北海道根室市
画像を拡大する
ロシア語と英語が併記された標識=15日、北海道根室市フルスクリーンで見る 閉じる

 15日の日ロ首脳会談で、安倍晋三首相は北方領土での共同経済活動に言及した。4島に近く、元島民も多い北海道根室市では、ロシアとの間で人や物の往来が続いている。共同経済活動では漁業や観光などの分野が対象となる可能性があり、北方領土と周辺地域の関係強化につながるのか注目されそうだ。
 昨年までサンマ水揚げ量6年連続日本一を誇る根室市の花咲港。日本語で「北方領土は日本固有の領土です」などと書かれた看板に、ロシア語と英語も併記されている。昨年の外国貿易船入港数は341隻で、うち340隻がロシア船だ。週2回入港するロシアの漁船からウニを輸入し、市内の運送業者が市場に運んでいる。
 ロシア人船員は停泊中、スーパーや電器店、飲食店などに立ち寄り、ロシア語の看板を掲げる店舗もある。自営業の男性(70)は「4島にない物を買うようだ。人口が減る根室の経済に、ロシアが与えている影響は大きい」と強調した。

北海道と北方領土の中間線付近を航行する海上保安庁の巡視船。手前は北方領土返還を願う「祈りの火」。奥は歯舞群島の水晶島=16日午前、北海道根室市
画像を拡大する
北海道と北方領土の中間線付近を航行する海上保安庁の巡視船。手前は北方領土返還を願う「祈りの火」。奥は歯舞群島の水晶島=16日午前、北海道根室市フルスクリーンで見る 閉じる
ロシア語で商品の名前などが窓に書かれている花咲港近くの商店=15日、北海道根室市
画像を拡大する
ロシア語で商品の名前などが窓に書かれている花咲港近くの商店=15日、北海道根室市フルスクリーンで見る 閉じる

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング