【五輪柔道】近藤が日本勢初メダル 女子48キロ級で「銅」
更新 sty1608070011
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リオデジャネイロ五輪第2日の6日、柔道女子48キロ級の近藤亜美(21)=三井住友海上=が銅メダルを獲得し、今大会の日本選手団に最初のメダルをもたらした。
初出場の五輪でも気後れすることなく積極的に攻める姿勢を貫き、一本勝ちを重ねて勝ち進んだが、準決勝は優勢で敗れた。しかし、3位決定戦では、その悔しさを力に変え、ムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)に優勢勝ちした。
かつて谷亮子が君臨した日本女子の看板階級で、谷が2連覇を成し遂げた2004年アテネ五輪以来、3大会ぶりの王座奪還を期待された。初の五輪はほろ苦さの残る結果となったが、今大会の柔道日本女子で最年少の新鋭は、20年東京五輪での金メダルに向け、貴重な経験を手にした。(共同)