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明治の撮影旅行記を出版 来日オーストリア人の孫

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明治の撮影旅行記を出版 来日オーストリア人の孫

更新 sty1608010018
ミヒャエル・モーザー氏が明治初期に日本で撮影した写真(アルフレッド・モーザー氏提供・共同) ミヒャエル・モーザー氏が明治初期に日本で撮影した写真(アルフレッド・モーザー氏提供・共同)
出版されたミヒャエル・モーザー氏の撮影旅行記(共同)
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【ウィーン共同】明治初期の日本に計5年余り滞在し、当時の庶民の姿や風景などを鮮明に写したオーストリア人写真家のミヒャエル・モーザー氏の撮影旅行記を、孫の元教師アルフレッド氏(68)=ウィーン在住=がまとめ、1日までに日本で出版した。
 旅行記は「明治初期日本の原風景と謎の少年写真家」で、モーザー氏の日記や両親らに宛てた手紙を基に構成。当時流行した手彩色や貴重な横浜の遷座祭巡行、日本への途上で立ち寄ったタイや中国など70枚以上の写真が収められている。
 モーザー氏は1853年、オーストリア中部の塩鉱労働者の家庭に生まれ、明治維新翌年の69年にオーストリア・ハンガリー帝国の東アジア遠征隊の写真家助手として16歳で来日した。
 単身で日本に残り、英字紙「ザ・ファー・イースト」の専属カメラマンとして働き、ウィーン万博などで日本政府の通訳を務めた。帰国後も写真家として活躍した。

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