邦人退避で自衛隊機派遣 政府、南スーダン戦闘受け
更新 sty1607110017政府は11日、戦闘が続く南スーダンの治安情勢悪化を受け、現地の邦人を退避させるため、自衛隊のC130輸送機をアフリカ東部のジブチに派遣することを持ち回り閣議で決定した。これを受け、中谷元・防衛相が派遣命令を出した。
政府によると、南スーダンの首都ジュバには、国際協力機構(JICA)関係者約50人を含め、約70人の邦人が滞在。現地の日本大使館が安全を確認しているという。
派遣命令を受け、航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)所属のC130輸送機3機が同日夜、順次出発。数日かけてジブチへ向かう。