歌舞伎俳優が「船乗り込み」
更新 sty1606290016 水都・大阪の夏の風物詩、歌舞伎俳優による「船乗り込み」が29日、大阪市内で行われた。あいにくの雨模様のなか、傘をさして船に乗り込んだ片岡仁左衛門さん(72)ら人気役者は、橋の上などに集まったファンに笑顔で手を振っていた。
船乗り込みは、大阪松竹座で7月3日に開幕する「七月大歌舞伎」の前触れとして行われる古式ゆかしい行事。昭和54年、55年ぶりに復活した。
今年は、五代目中村雀右衛門さん(60)の襲名披露とあって、黒紋付き袴姿の雀右衛門さんをはじめ、浴衣姿の歌舞伎俳優が幟(のぼり)に飾られた船に乗り、土佐堀川から道頓堀川までを巡った。
雀右衛門さんが「私は大阪生まれで、雀右衛門も上方ゆかりの名前。ご縁のある大阪で襲名披露でき、こんなうれしいことはありません」とあいさつすると、盛大な拍手が起こった。

