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“技工戦士”岡田捺美さん ネクスト声優甲子園で注目

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“技工戦士”岡田捺美さん ネクスト声優甲子園で注目

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岡田捺美さん(studio arshe 提供) 岡田捺美さん(studio arshe 提供)
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 次世代声優アーティストを目指す未来のスターたちがライブメディア「SHOWROOM」に集結し、頂点を目指す「ネクスト声優甲子園6」が4月3日から5月3日まで開催された。

 各参加者はライブ配信を通じて視聴者の応援をポイントとして集め、一定ポイントごとに、定められた“公約”を果たしたり、雑誌やラジオ出演などの特典を獲得。このイベントで、レベル27(150万ポイント)に到達、先着一名の「産経フォト出演権」を得た岡田捺美さんを紹介する。

 岡田さんのキャッチフレーズは「みんなの心を溶かす虫歯系女子」。

 現在も歯科技工士として歯科医院で働きながら声優を目指しており、このキャッチフレーズも同僚が考えてくれた。1987年9月30日生まれの27歳。埼玉県出身。

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 「子供のころからアニメは好きでしたが、声優になろうとか思ったことはなかったですね」と話す。中・高校生時代は「友達は少なめで、真面目なごく普通の女の子。目立ちたいと思ったこともなかったです」

 芸能界やアイドルとは無縁の青春時代を経て、「マイペースに仕事ができるのがいいし、編み物や粘土細工みたいな細かい作業が大好きだったので」歯科技工士を目指して専門学校へ進学。卒業後は歯科技工士の道へ進む。こつこつと作業する仕事は性にあっていたものの、勤務時間は時に深夜まで及ぶ過酷な環境。「笑顔がなくなった自分に気づいたんです。初対面の人の目も見られなくなってしまって、これではいけないと」体調を崩したことも後押しになり、1年で転職を決意した。

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 「人付き合いが苦手なのを克服したくて」選んだ次の職場は、畑違いのアパレル業界。大人の女性向けのカジュアルファッションの店で働きはじめ、当初は大変だったものの忙しさに背中を押されて働くうちに、正社員への声がかかるまでになった。「このころハマった韓流ドラマの影響で、はじめて声優さんを意識しました。でもまだ自分がなりたいというところまではいきませんでしたね。結婚して、家族を大事にして、という『普通の女の子の人生』を送ると思っていましたから、夢を追うということは最初から無理だと思っていたんです」

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 自分に自信を取り戻し、再び歯科技工士として働きはじめて1年半。岡田さんに一大転機が訪れる。

 「自分が楽しいと思えることをやりたい」。『普通の人生』という枠から飛び出す覚悟を決めて、事務所の声優オーディションを受け、働きながら研修生として夢の一歩を踏み出した。

 「一人で行動することもあまりなかったので、人前に立つなんて想像できなかった」と岡田さん。しかし夢への道を歩み始めてから3年半、まだまだ成長途上とはいえ、現在はインターネットでのライブ配信に加え、都内でのライブ活動やネット配信アニメ、舞台にも出演するなど、活動の幅を広げている。

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 力を注いでいるライブ配信『技工戦士、オカダムいっきまーす』では、なんと配信中は化粧はしないという。「スッピンです。応援してくれる人にはなるべくありのままを見せたい。お化粧が得意でないのもありますが…」

 アイドル顔負けの美麗なPR写真とは別人のような親しみやすい『素顔』が見られるのも多くの視聴者の支持を得ている理由の一つだろうか。しかしそれ以上に「応援してくれる人に会いに行きたい。会って歌をきいてほしい」という情熱が届いているからに違いない。

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 憧れの声優は、1996年のアニメ「天空のエスカフローネ」でヒロインの神崎ひとみ役をつとめた坂本真綾さん。「元気のいい、ちょっとおバカな男の子の役をいつかやりたい」と話す。自身で作詞もつとめたオリジナルのバラード「きっと神様がくれた時間」も4月に完成、ライブ会場などで披露している。

 岡田さんのツイッターのアイコンとしても登場する自作のマスコットキャラクターは「歯っちゃん」。歯科技工士の職業にちなんで、歯ブラシを持った歯のキャラクターだ。(文: 写真報道局 荻窪佳)

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