産経フォト

「やんばる」国立公園に 33番目、沖縄本島北部

ニュース

「やんばる」国立公園に 33番目、沖縄本島北部

更新 sty1606200019
 「やんばる国立公園」に指定されることが決まったやんばる地域の森 =20日午後、沖縄県国頭村  「やんばる国立公園」に指定されることが決まったやんばる地域の森 =20日午後、沖縄県国頭村
 「やんばる国立公園」に指定されることが決まった沖縄本島北部のやんばる地域で、辺りの様子をうかがう野生のヤンバルクイナ。近づくと素早く森の中に姿を消した =20日午後、沖縄県国頭村
画像を拡大する
 「やんばる国立公園」に指定されることが決まった沖縄本島北部のやんばる地域で、辺りの様子をうかがう野生のヤンバルクイナ。近づくと素早く森の中に姿を消した =20日午後、沖縄県国頭村フルスクリーンで見る 閉じる

 環境省は20日、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる、沖縄本島北部のやんばる地域(沖縄)を「やんばる国立公園」に指定することを決めた。全国33番目で、7月にも官報で告示する。政府は指定区域を含む「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄)について、2018年の世界自然遺産登録を目指している。登録には自然環境の厳格な保護が求められており、国立公園化により開発を規制し、希少な鳥のヤンバルクイナなどが生息する環境を守る体制を強化する。

 ただ奄美大島などの国立公園化に向けた地元協議が難航しており、「奄美・琉球」の早期の世界遺産登録には課題も残る。

 15年に上信越高原から分離された妙高戸隠連山(新潟、長野)に続く新たな国立公園が誕生する。新規指定は14年の慶良間諸島(沖縄)以来となる。中央環境審議会が20日、丸川珠代環境相に答申した。

 やんばる国立公園は沖縄県国頭、大宜味、東の各村一帯の森林や海域で構成。沖縄海岸国定公園の一部を編入し、面積は陸域1万3622ヘクタール、海域3670ヘクタール。

 世界でも少ない亜熱帯照葉樹林には、絶滅の恐れがあるヤンバルクイナやノグチゲラなど多くの固有種が生息し、豊かな生態系がある。波の浸食でできた石灰岩の崖や、マングローブ林など多様な自然景観が特徴だ。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング